ヤマダ電機が店舗面積1500㎡級の小型店で深川市に進出、小型店道内5店舗目で今後も地方展開加速

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 ヤマダ電機は、深川市に小型の家電量販店を出店する。同社は、店舗面積1500㎡クラスの小型店で地方都市への進出を加速しており、昨年9月から12月までの4ヵ月間で名寄、紋別、網走に出店。昨年10月には新ひだか町静内にも出店を決めている。深川市への出店は道内5店舗目で、さらに美唄市や道南、道北でも出店が検討されている。(写真は道内のヤマダ電機小型店の1号店となった「テックランド名寄店」)
 
 深川市の店舗は、同市北光町3丁目に建設する。敷地面積は約4100㎡で建物面積は1560㎡。近隣には、パチンコ店のダイナムや食品スーパーのビッグハウスなどが集積している。
 
 ヤマダ電機は、土地所有者と20年間の事業用定期借地権契約を締結した。雪解け以降に建設を始め、夏ころにオープンを予定している。
 
 ヤマダ電機は、小型店で地方出店を加速している。出店のモデルは①大規模小売店立地法の届出が必要ない売場面積1000㎡以下②毎週1日の定休日を設ける③営業時間は午前10時から午後7時――というので、深川市への出店もこのモデルを踏襲する見込み。 
 
 同社では全国の地方都市で小型店出店を加速しており、今年度中に130~150店を出店する予定。道内では9月2日に「テックランド名寄店」、11月11日に「テックランド紋別店」、12月9日に「テックランド網走店」をオープンさせている。 
 
 ヤマダ電機の道内小型店建設を請け負っているのは佐武建設(長野県長野市)と田畑建設(江差町)の共同企業体と大木建設(広島県福山市)。名寄、網走は佐武―田畑が建設、紋別は大木建設が担当した。静内店は大木が受注、深川店も大木が建設する見込み。

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