アルペン、札幌・発寒の新店舗は「体験型アウトドアショップ」

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 スポーツ用品販売のアルペン(本社・名古屋市中区)が、札幌市西区発寒9条12丁目675ー3に新規出店する店舗はアルペングループが2018年から取り組み始めた体験型アウトドアショップになる見通しだ。アルペンの新業態が2020年1月に北海道にも登場することになる。(「イオンモール札幌発寒」の向かい側がアルペンの体験型アウトドアショップの出店場所になる=写真)

 アルペンは、昨年4月にアウトドア新業態の「アルペンアウトドアーズ春日井店」を愛知県春日井市に、昨年10月には「アルペンマウンテンズ一社店」を名古屋市名東区に出店。圧倒的な商品量とリアル店舗ならではの価値を追求した「体験型アウトドアショップ」で、2店舗とも想定を上回る売り上げを見せている。

 このため19年に入ってから、3月に「アルペンアウトドアーズ宇多津店」(香川県綾歌郡宇多津町)、「アルペンアウトドアーズ京都宇治店」(宇治市)、「アルペンアウトドアーズフレスポジャングルパーク店」(鹿児島市)、4月に「アルペンアウトドアーズ福岡春日店」(福岡県春日市)、「アルペンアウトドアーズ柏店」(柏市)、6月に「アルペンマウンテンズ練馬関町店」(東京都練馬区)を相次ぎ出店、全国に体験型アウトドアショップの出店を進めている。

 今回、西区発寒で計画している新店舗も「体験型アウトドアショップ」になるもようだが、「アウトドアーズ」か「マウンテンズ」のどちらかになるか、今のところはっきりしない。出店場所は、「イオンモール札幌発寒」の桑園発寒通を挟んだJR側にある更地で敷地面積は約2010坪(6634㎡)。ここに店舗面積約1150坪(3796㎡)の店舗を構える。エムジーリース(同・東京都千代田区)が建物を建設、アルペンが建物を賃借する。「イオンモール札幌発寒」と体験型アウトドアショップのマッチングが魅力的なゾーンになりそうだ。
※2019年7月8日、記事一部修正しました。

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