令和元年に誕生する北海道の複合商業施設あれこれ

流通

(写真は、オリックスが手掛ける複合商業施設の予定地)
 札幌市北区新琴似1条11丁目の旧近藤牧場跡地の一部、約7144坪(2万3578㎡)を利用してオリックス(本社・東京都港区)が手掛けるのは、「コープさっぽろ」を核店舗にした複合商業施設。物販やクリニック、保育所などが集積する予定で、オープンは11月12日が計画されている。この場所は、市街地に残る比較的面積の広い遊休地だっただけに利用方法が注目されていた。オリックスと初めて組むコープさっぽろは、この地で地域コミュニティをどう育んでいくか、令和の新しいコープ・スタイルの発信拠点になりそうだ。

(写真は、「木野タウン」の予定地)
 札幌市以外では、河東郡音更町木野に複合商業施設「木野タウン」(敷地面積約1万3786坪=4万5495㎡)が誕生する。こちらは、家電量販店「ケーズデンキ」が十勝地域に初出店するほか、隣接地にある「ルーキーいちまる店」のスクラップ&ビルドで「マックスバリュ」が出店する計画。「ケーズデンキ」のオープン予定は12月17日で、「マックスバリュ」のオープンは令和2年になりそうだ。

 5月1日、令和の幕開けは穏やかで静けさが漂う元日のような趣で始まった。記念すべき令和元年に誕生する北海道の複合商業施設は道民とどんな時代を歩んでいくだろう。

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