セコマ、ヨドバシカメラ札幌の従業員向け無人店舗

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は、札幌市内で「セイコーマート」の小型店舗や無人店舗を出店していく。札幌市内では通常面積のコンビニエンスストアの出店余地が少なくなっているため、小型化、無人化でオフィスビル内や駅ナカ、病院内への出店を進める。(写真は、セコマ本社)

 セコマは、4月9日に札幌市営地下鉄東西線大谷地駅に「セイコーマート地下鉄大谷地駅店」を出店した。セイコーマートにとって初の地下鉄駅店舗で駅ナカ小型店のノウハウを蓄積していく。

 小型店としては既に札幌市東区東雁来に2年前に開設した道内最大の郵便物流拠点「道央札幌郵便局」内に従業員向け店舗を出店しているほか、一般客も利用できる中央区にある札幌渓仁会リハビリセンター内の店舗などがある。

 また、無人の小型店舗としては昨秋にヨドバシカメラ・マルチメディア札幌の地下に従業員専用の店舗を出店した。この店舗でキャッシュレス決済やドライバーによる商品搬入などのノウハウを積み上げており、今後オフィス内での無人店舗の出店を進めていく。「完全無人化でキャッシュレスの店舗を近々に1~2軒出店する」(丸谷智保社長)としている。

 セコマは、新規出店よりも既存店のスクラップ&ビルドに店舗投資の軸足を置いており、純増の店舗数は年間数店舗に抑えている。小型店舗、無人店舗で都心立地に対応していく。

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