コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、札幌市豊平区中の島1条4丁目の「中の島店」を建て替える。既存店舗裏手に当たる場所に新築、店舗面積をこれまでの1・8倍にして競争力のある店舗にする。新店は2019年10月中旬オープンを予定している。(写真は、現在の「コープさっぽろ中の島店」)
「コープさっぽろ中の島店」は、エコノス(本社・札幌市白石区)の「ブックオフ札幌中の島店」と商業集積しているが、コープの店舗面積は約381坪(1258㎡)と狭く、面積拡大が長年の課題だった。
土地建物は、賃借していたが数年間掛けて土地の自前化に取り組み、このほど周辺一帯の約2710坪(8944・92㎡)を取得できたことから新店建設に取り組むことにした。
新店舗は、現在駐車場として利用されている敷地の奥に建設。2階建てで、1階は約429坪(1402・22㎡)のSM(食品スーパー)、2階は約298坪(984㎡)のドラッグ売り場のほかテナント、トドックステーションなどを導入する。新店舗の面積は、約723坪(2386㎡)になり既存店の約1・8倍に拡大する。
現在のブックオフ店舗は取り壊して駐車場とし駐車台数を40台から85台に増やす。また、既存コープ店舗にブックオフ店舗が入る。コープさっぽろの新決算年度は、3月21日からスタートした。「中の島店」の移転建て替えは、今期の大型設備投資に位置付けている。