経済産業省北海道経済産業局は、2018年10月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」をまとめた。(写真は、札幌市内の丸井今井大通館)

 北海道の百貨店・スーパー販売額は771億400万円で、全店ベースは前年同月比1・2%減と3ヵ月ぶりに前年を下回った。飲食料品は前年を上回ったが、衣料品、身の回り品などが前年を下回った。既存店ベースでも同1・9%減と3ヵ月ぶりに前年を下回った。

 百貨店販売額は、162億4200万円で、全店、既存店ベースともに同1・7%減と2ヵ月連続で前年を下回った。スーパー販売額は、608億6200万円で全店ベースでは同1・0%減と5ヵ月ぶりに前年を割り込んだ。飲食料品は同0・4%増だったが、衣料品は同8・8%減、身の回り品は同10・1%の大幅減だった。既存店ベースでは同1・9%減と3ヵ月ぶりに前年を下回った。

 地域別に見ると、札幌市内の百貨店・スーパー販売額は416億500万円(百貨店134億9700万円、スーパー281億800万円)で、全店ベースでは同0・7%減(百貨店同1・4%減、スーパー同0・4%減)。品目別では、百貨店、スーパーともに飲食料品は前年同月より伸びたものの、衣料品、身の回り品が百貨店、スーパーともに落ち込んだ。既存店ベースでも同1・0%減(百貨店同1・4%減、スーパー同0・8%減)と前年を下回った。

 札幌市以外の地域の百貨店・スーパー販売額は355億円(百貨店27億4600万円、スーパー327億5400万円)で、全店ベースでは同1・6%減(百貨店同3・5%減、スーパー同1・5%減)と前年を下回った。品目別でみると百貨店の身の回り品が同0・9%増となったのが目立つ程度で、衣料品、身の回り品、飲食料品は百貨店、スーパーともに前年を割り込んだ。既存店ベースでも同2・9%減(百貨店同3・5%減、スーパー同2・9%減)と前年を下回った。
 詳細は、こちら>>

 北海道のコンビニエンスストア販売額及びサービスの売上高は470億7700万円で前年同月比2・3%減となった。前年割れは7月以来3ヵ月ぶり。総店舗数は、3007店舗で同43店舗の純増になった。伸び率は同1・5%増。
 詳細は、こちら>>

 北海道の専門量販店のうち、家電大型専門店販売額は108億3500万円で前年同月比1・8%となり3ヵ月連続で前年を上回った。総店舗数は91店舗で前年同月と同じ。
 ドラッグストア販売額は、216億6600万円で同2・7%増で前年超えを一貫して継続している。総店舗数は688店舗で前年同月より18店舗増えた。
 ホームセンター販売額は、115億3200万円で同5・0%増となり2ヵ月連続の前年超えとなり、震災による特別需要が今月も継続している。総店舗数は208店舗で前年同月より3店舗増。
 詳細は、こちら>>


4人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。