サッポロビールは5日、北海道胆振東部地震の被災者支援のため576万7079円を道庁に寄付した。(写真は、寄付金贈呈式。左から吉原宏太氏、阿部啓二氏、生方誠司氏)
この日、道庁3階の知事会議室でサッポロビール北海道本社代表の生方誠司氏とクラブ創設時から「サッポロクラシック」を応援している北海道コンサドーレ札幌のスタッフ、吉原宏太氏が出席、副知事の阿部啓二氏に寄付金の目録を贈呈した。阿部氏からは感謝状が生方氏に手渡された。
寄付金は、10月1日から31日までの間に販売した北海道限定の「サッポロクラシック」、「富良野ヴィンテージ」の売り上げのうち1缶1円を積み立てたもの。
贈呈式で生方氏は、「当社の企業スローガンは“ふるさとのために何ができるだろう?”です。2007年には、道と包括連携協定を締結、暮らしの安全・安心に関する項目も入っています。北海道胆振東部地震の被災者の皆さまへの復興支援に役立ててもらいたい」と述べた。阿部氏は、「今日で震災から2ヵ月ですが、まだまだ厳しい状況。避難生活者は300人弱おられ、仮設住宅への入居が始まっていますが、やらなければいけないことは多くあります。支援金を復興に向けた取り組みに使わせていただきたい」と話した。
※記事一部訂正 連携協定締結2001年→2007年 お詫びして訂正いたします。