千歳市内で建設中の家具・インテリア量販最大手のニトリ(札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)の店舗が姿を現してきた。既に屋上にはニトリのコーポレートカラー、エメラルドグリーンに「ニトリ」のロゴを配した看板が据えられている。オープンは12月上旬、千歳市内での「ニトリ」復活に市民の期待感は高まっている。(写真は、オープンが近づいてきた「ニトリ千歳店」)
「ニトリ千歳店」の建設地は、千歳市北栄2丁目617番2ほかで、道道258号線(中央大通)沿い。店舗面積は約1536坪(5069㎡)で駐車場の収容台数は81台。営業時間は最大で午前9時から午後9時を予定している。ニトリは、かつて千歳市内で店舗を構えていたが閉店した経緯がある。今回は、ほぼ20年ぶりの復活出店で、ニトリにとっても捲土重来(けんどちょうらい)を期す店舗に位置付けられている。
ニトリの持ち株会社ニトリホールディングス(札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)の2019年2月期第2四半期(18年3月~同年8月)決算によると、既存店売上高は前年同期比101・9%、客数は同100・6%、客単価は同101・3%。北海道の売上高構成比は4・5%で前年同期比0・3ポイント低下した。
ニトリが道内に出店するのは、昨年12月にスクラップ&ビルドで建て替えた「帯広店」(西17条南3丁目23)以来1年ぶり。「千歳店」は道内22店舗目になる。