経済産業省北海道経済産業局は9日、2018年6月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」を発表した。(札幌市内の百貨店は前年同月比3・7%増と好調が続いている=写真は、丸井今井札幌本店大通館)
百貨店・スーパーの販売額は合計773億2500万円で、全店ベースでは前年同月比1・8%増と2ヵ月ぶりに前年を上回った。既存店ベースでも同0・6%増と4ヵ月ぶりに前年を上回った。
百貨店の販売額は158億2400万円で、全店ベースでは同3・7%増と5ヵ月連続で前年を上回った。品目別で見ると、飲食料品は前年を下回ったが、衣料品、身の回り品は前年を上回った。既存店ベースでも同3・7%増と5ヵ月連続で前年を超えた。
スーパーの販売額は、615億100万円で、全店ベースでは同1・3%増と2ヵ月ぶりに前年を上回った。衣料品は2・5%、身の回り品は0・3%それぞれ前年を下回ったが飲食料品が1・8%伸びて全体を牽引した。ただ、既存店ベースで見ると飲食料品も前年同月と同額で、全体では同0・2%減になり6ヵ月連続で前年割れした。
地域別販売動向では、札幌市の百貨店・スーパー販売額は413億2200万円(百貨店131億1000万円、スーパー282億1100万円)で、全店ベースでは同2・8%増(百貨店同4・6%増、スーパー同1・9%増)と前年を上回った。既存店ベースでも同1・6%増(百貨店同4・6%増、スーパー同0・1%増)と前年を上回った。
札幌市以外の地域の百貨店・スーパー販売額は360億400万円(百貨店27億1400万円、スーパー332億9000万円)で、全店ベースでは同0・7%増(百貨店同0・4%減、スーパー同0・8%増)と前年を上回った。しかし、既存店ベースでは同0・4%減(百貨店同0・4%減、スーパー同0・4%減)と前年を下回った。
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北海道のコンビニエンスストア販売動向によると、販売額及びサービス売上高は482億2800万円(全店ベース)で前年同月比3・1%増になった。総店舗数は3000店になり前年の6月より62店舗増加(同2・1%増)した。
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北海道専門量販店販売動向によると、家電大型専門店販売額(全店ベース)は107億9900万円で、前年同月比6・4%増になり2ヵ月連続で前年を上回った。ドラッグストア販売額(全店ベース)は223億7600万円で同5・2%増になり前年を上回った。全店ベースのドラッグストア販売額は過去3年間を見ても前年同月比プラス成長を継続している。ホームセンター販売額(全店ベース)は114億2300万円で同1・2%増となり2ヵ月ぶりに前年を超えた。
店舗数は、家電大型専門店が前年同月比2店舗増の90店舗、ドラッグストアは同19店舗増の680店舗、ホームセンターは同9店舗増の208店舗になった。
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