「無印良品西友手稲店」24日で終了、西友インショップ退店加速

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 良品計画(本社・東京都豊島区)が展開している「無印良品」の「西友手稲店」(札幌市手稲区)が24日の営業をもって終了する。無印良品の北海道店舗の閉店は2017年6月の「西友旭ヶ丘店」(同市中央区)に次ぐ閉店。20180718_154519(写真は、24日で閉店する「無印良品西友手稲店」)

 北海道の「無印良品」は現在14店舗。ウイングベイ小樽やイオンモールのほか札幌ステラプレイス、新さっぽろサンピアザ、札幌地下街などに出店しており、西友のインショップ展開は「西友厚別店」(札幌市厚別区)と「西友手稲店」の2店舗。

 近年、西友インショップから退店して近隣ショッピングセンターへの出店を進めており、2017年度は「旭ヶ丘店」を含めて全国6店舗の西友インショップ店を閉鎖した。
 24日の営業で閉店する「西友手稲店」もこの流れの一環。1階にある店舗には写真のように既に在庫がほとんどなくなっている状態。どの商品も値札から30%割引だが、文具や衣料品の一部のみが店頭に残っている。

 良品計画は、17年度から20年度の中期計画で500坪クラスの大型店舗を国内100店舗にすることにしている。18年度の具体的計画に北海道は入っていないが、期中に地域未定で新規7店舗を出店する予定になっており、北海道出店の可能性もある。

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