「サツドラ東雁来店」住民説明会開催、物販・飲食も集積

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 サッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)は2日、札幌市東区東雁来8条4丁目の東雁来会館で「サツドラ東雁来店」の大規模小売店舗立地法に基づく住民説明会を開催した。説明会は1日も行われ2日間で地元町内会関係者など8人が参加した。イメージ (6)(写真は、「サツドラ東雁来店」の施設配置図)

「サツドラ東雁来店」は、東雁来11条4丁目の2368坪(7829㎡)の敷地を利用して建設。サツドラ店舗が入るA棟(店舗面積約440坪=約1454㎡)のほか、B棟(同約120坪=約400㎡)、C棟(同約103坪=340㎡)からなる。B棟、C棟に入るテナントは未定だが、飲食、物販が予定されている。

 サッポロドラッグストアーが土地所有者と20年間の定期借地を設定して賃借、建物はサッポロドラッグストアーが建設する。駐車台数は経済産業省の指針に基づいた計算通りの73台分を用意しているが、他に従業員用や冬期堆雪用に26台分を確保している。駐輪場スペースは、札幌市の条例に沿って49台分。
 出入り口は3ヵ所設置、交差点に近い1ヵ所は右折禁止とする。開店後の交通量予測調査では、周辺で交通渋滞は発生しないことが報告された。また、騒音調査では第一種住居地域の環境基準である昼55㏈、夜45㏈を下回ることも示された。営業時間は最大で午前7時から午後9時50分。店舗のオープン予定日は2018年12月8日。

 参加者からは、周辺にサッカー場があるため路上駐車対策や冬場の除雪などについて質問が出た。説明会は午後6時から行われ45分間で終了した。
 店舗予定地の近くには「ホーマック」や「ザ・ビッグ」、「ツルハドラッグ」などが集積した東雁来ショッピングセンターがある。「サツドラ」店舗によって買い物客の流れが変わりそうだ。

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