札幌市内で中規模サイズの食品スーパーを展開しているモリワキ(本社・札幌市西区)は、東区伏古1条4丁目で営業している「北海市場(ほっかいいちば)伏古店」を6月30日で閉店する。代わって今夏をめどに「屯田店」(北区)を出店する予定だ。IMG_2758(写真は、「北海市場伏古店」)

「北海市場伏古店」は、モリワキが2015年3月、石井スポーツのスキーショップ伏古店跡に居抜き出店した店舗。環状通沿いにあって、ダイソーや丸亀製麺などの飲食や物販が集積したショッピングセンター内にある。

 同社は、「伏古店」を閉店して新たに「屯田店」(北区)をオープンさせることにしている。屯田店の場所は、明らかになっていないが、屯田地区にある大型ホームセンター内と見られている。同社は15年11月に「手稲店」(手稲区)を閉店して大型ホームセンター「DCMホーマック発寒追分店」(西区)の敷地内に「発寒店」を出店した経験がある。ホームセンターとのコラボ出店には一定程度の効果があると判断したようだ。

 同社は現在、札幌市内で中小規模の食品スーパー6店舗を展開。帝国データバンク札幌支店の調べによると2015年度は34億8000万円、16年度は42億9700万円の売り上げを計上している。1店舗増えたこともあるが売上高の伸長率は23・5%と高い。


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