北海道で2店舗しか残っていなかったコンビニエンスストア「サンクス」の「千歳中央大通店」(千歳市新富3丁目)が29日で閉店した。これによって札幌市中央区の「北星学園前店」(南4西16)が道内ラスト店舗になる。IMG_2061
IMG_2665(写真は、閉店前の「サンクス千歳中央大通店」と閉店後の同店)

「サンクス」を運営するサークルKサンクスは、親会社ユニーグループ・ホールディングスとファミリーマートの経営統合で屋号を「ファミリーマート」に一本化するため「サンクス」や「サークルK」の「ファミマ」転換を全国で進めている。

 北海道では、「サンクス」の店舗が最盛期には200店舗以上あったが、経営統合した2016年9月以降、転換工事や閉店が進み、最後まで残っていたのが「千歳中央大通店」と「北星学園前店」の2店舗だった。

 そのうち、「千歳中央通店」は当初の3月末から閉店を延期していたが、5月29日に完全閉店した。この店舗は8月上旬に「ファミリーマート」に生まれ変わる予定。ラスト1店舗となった「北星学園前店」は、7月ころまで営業を続ける方針。「サンクス」の北海道上陸は、1982年。直営の「札幌中の島店」(豊平区、現在はファミリーマートに転換)が最初だった。それから36年、「サンクス」の灯が間もなく北海道から消えていく。


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