国分北海道(本社・札幌市中央区)は、「2018年春夏食品総合展示商談会」を1月30日に札幌市中央区の札幌パークホテルで開催した。同社は、道庁が進める北海道命名150年記念事業のパートナー企業でもあることから、今回は命名150年に関わる企画展示も行い、食品スーパーなどに向けた販促提案も行った。(写真は、1階テラスホールで行われた北海道命名150年企画の提案展示)
地下2階パークプラザで行われた恒例の展示商談会には、食品ブース、業務用ブース、低温ブース、冷凍ブース、菓子ブースのほか国分の開発商品ブースが設置され、220社の商品が展示された。
1階のテラスルームでは、北海道命名150年企画展示として、北海道で根付いたロングセラー商品を年代順に並べた展示や国分発祥の地で北海道の名付け親、松浦武四郎の出身地である三重県と北海道の繋がりを示す味紀行、酪農学園大学管理栄養士コース栄養指導論研究室の学生5人と国分北海道が考案したデリカメニューなどを提案展示した。
また、国分北海道が2月から新発売する酒の新ブランド「島梟(しまふくろう)」のブランデー2品種も展示された。同社の黒澤良一社長は、「今回は命名150年事業のパートナー企業として企画展示を行ったが、地域に密着した製造卸会社をアピールする新しい取り組みだ」と話していた。来場者は約800人。