経済産業省北海道経済産業局は、2017年10月度の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」をまとめた。(写真は、スーパーのデリカ売り場=本文とは関係ありません)
百貨店・スーパーの10月度の合計販売額は、779億5800万円で全店ベースでは前年同月比0・1%減と2ヵ月連続で前年を下回った。既存店ベースでは同1・3%減となり10ヵ月ぶりに前年を下回った。
百貨店の販売額は165億2800万円、全店ベースでは同2・6%増と13ヵ月ぶりに前年を上回った。西武旭川店の閉店から1年が経過、同店分の売り上げを含んだ比較が必要なくなったため。既存店ベースでは同2・6%増、10ヵ月連続で前年を上回った。
スーパーの販売額は、614億3000万円で、全店ベースでは同0・9%減と14ヵ月ぶりに前年を下回った。既存店ベースでは同2・3%減と2ヵ月連続で前年を下回った。
地域別販売動向を見ると、札幌市の百貨店・スーパー販売額は419億1000万円(百貨店136億8200万円、スーパー282億2700万円)で、全店ベースでは同0・6%増(百貨店同4・3%増、スーパー同1・1%減)、既存店ベースでは同1・2%減(百貨店同4・3%増、スーパー同3・7%減)。
札幌市以外の地域での百貨店・スーパー販売額は、360億4800万円(百貨店28億4600万円、スーパー332億200万円)で、全店ベースでは同1・0%減(百貨店同5・0%減、スーパー同0・6%減)、既存店ベースでは同1・4%減(百貨店同5・0%減、スーパー同1・1%減)になった。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/depart_super/index2910.htm
コンビニエンスストア販売額及びサービス売上高は、481億9000万円で前年同月比0・1%減。今年8月の前年比0・8%減に続き2ヵ月ぶりの前年割れになった。総店舗数は、2964店舗で前年同月よりも59店舗、2%増えた。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index2910.htm
専門量販店のうち家電大型専門店の販売額は、106億4600万円で前年同月比2・4%減、ドラッグストア販売額は210億8600万円で同5・0%増、ホームセンター販売額は、109億7900万円で同1・9%減になった。家電大型専門店は3ヵ月連続、ホームセンターは2ヵ月連続の前年割れになった。
店舗数は、家電大型専門店が前年同月と変化なく89店舗、ドラッグストアは前年同月より24店舗増の670店舗、ホームセンターは9店舗増の205店舗になった。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index2910.htm