マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、旭川市内2店舗となる格安食品スーパー「ザ・ビッグ緑が丘店」を24日にオープンさせた。消費者が節約志向を強めている中で、同社は「ザ・ビッグ」で低価格需要に応える。(写真は、ザ・ビッグ緑が丘店の店舗外観)
(写真は、水産コーナー=マックスバリュ北海道提供)
「ザ・ビッグ」は、イオングループのマックスバリュ西日本(本社・広島市)の前身が開発したディスカウント業態。マックスバリュ北海道は、2010年の「ザ・ビッグエクスプレス平岸店」(札幌市豊平区)を1号店にこの業態を本格導入。「マックスバリュ」店舗からの転換などによってこれまでに全道で17店舗を展開してきた。
(写真は、惣菜コーナー=マックスバリュ北海道提供)
18店舗目となる「ザ・ビッグ緑が丘店」(緑が丘東3条1丁目3番39)は、13年10月の「ザ・ビッグ鳥取大通店」(釧路市)以来の新築店舗。店舗面積は、約588坪(1941㎡)。店舗には通常レジとともに支払いセルフレジを導入、レジ待ち時間の短縮を図る。また、人気のパン専門店「サンヴァリエ」を出店、店内で焼き上げた出来立てパンを税込108円の均一価格で提供する。
(写真は、青果コーナー=マックスバリュ北海道提供)
同社はこれまで旭川市内で「ザ・ビッグ宮前通店」1店舗のみの展開だったが、同店は道内の「ザ・ビッグ」の中で売上高が1位だった。「緑が丘店」のオープンで相乗効果が期待でき、旭川地区の売上高は大きく伸びそうだ。