ユニバース創立50周年、謝恩キャンペーンや地域貢献事業実施

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 アークス(本社・札幌市中央区)子会社のユニバース(同・青森県八戸市)は、10月20日で創立50周年を迎えた。これを記念して総勢5000人に総額1000万円が当たるプレゼント企画や謝恩キャンペーン、地域貢献事業を行う。画像 142(写真は、八戸市のユニバース本部)

 ユニバースは、現社長の三浦紘一氏(77)が1967年10月20日に設立、同年12月に1号店の旧・小中野店を八戸市に開店したのが始まり。1978年12月に共同仕入れ機構のCGCグループに加盟、2007年4月に東京証券取引所2部に上場、08年12月に東証1部に上場、11年10月にアークスと経営統合した。

 現在は、北東北に全57店舗(青森県38店舗、岩手県18店舗、秋田県1店舗)の食品スーパーを展開し売上高は1200億円を超えるアークスの中核企業に成長している。

 創立50周年を記念してまずユニバース店舗で、10月20日~23日と27日~29日に「記念祭セール」を実施する(11月も予定)。また、景品プレゼント企画として20日から11月30日まで1等5万円相当のアークス商品券などが当たるキャンペーン(総勢5000人に総額1000万円プレゼント)を実施、創立50周年を記念した「50ポイントプレゼント商品」や「健康応援宣言ポイントプレゼント」も展開する。そのほか、期間限定で味やボリューム、産地にこだわった限定商品を提供する。

 また、地域貢献事業として25周年で実施した道路拡幅事業なども実施。これは道路拡幅やカーブミラーの設置などを行うもので、ユニバースの店舗がある地域の町内会などから要望を募りユニバースが選考。そのうえで土地所有者からユニバースが適正価格で買い取り、拡幅やカーブミラーを設置して県や市町村、町内会などに寄贈するもの。

 9月20日から町内会等から公募しており12月15日まで受け付ける。結果は18年9月に発表予定。寄付総額は5000万円で、道路拡幅案件は平均500万円を目安にしている。

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