ヤマダ電機が小型店を名寄、紋別、網走に相次いで出店し道内地方展開を加速

流通

 

家電量販店大手のヤマダ電機が、小型店で道内地方への出店を始める。今年秋口に名寄、紋別、網走に店舗面積1500㎡クラスの店舗を相次いでオープンさせる。今後も小型店で道内地方への出店を強化する考え。(写真は大型店の札幌本店。この面積の半分程度の小型店が今後の出店の中心になる)

 

ヤマダ電機は、これまで道内では札幌をはじめ中核都市などに大型店を出店してきた。札幌市内に9店舗、旭川や函館、釧路にそれぞれ2店舗、小樽、苫小牧、石狩、岩見沢、千歳、滝川、留萌、帯広、北見、稚内に1店舗ずつの合計25店舗を出店している。

 

また、今年夏の開業を目指して旧丸井今井室蘭店を取り壊して室蘭店(店舗面積約2600㎡)の建設を進めている。

 

同社では、道内でのこうした大型店出店は一巡したとして、今後は人口2万人程度の小商圏に対応した小型店を出店する。

 

手始めに名寄市、紋別市、網走市への同時3店開業が決まった。既に土地は手当てしており、まもなく道庁へ大規模小売店舗法による出店届出を行い、今年秋口にもオープンさせる考え。

 

店舗面積は標準店の半分以下になる見込みで約1500㎡。

 

名寄市と紋別市の出店場所は、同じく家電量販店大手のケーズデンキに隣接しているほか、網走市ではベスト電器と真正面対決することになる。

 

ケーズデンキは、道内に20店舗、ベスト電器は10店舗それぞれ出店している。

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