サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)は、子会社のサッポロドラッグストアー全額出資で台湾に孫会社を9日付で設立した。代表者には、サツドラHD常務の高田裕氏(53)が就任した。店舗外観(写真は、台中市の「サツドラ台中麗寶店」=サッポロドラッグストアー提供)

 サッポロドラッグストアーは、今年1月台湾台中市に「サツドラ台中麗寶店」をオープンさせている。台湾企業である日美生活薬粧股份有限公司と業務委託契約を結んで出店したもので、サツドラブランドの台湾初進出となった。
 
 これまで現地での事業展開のノウハウを蓄積してきたが、今回、台湾での事業拡大を目指して台北市に新会社「台湾札幌薬粧有限公司」を設立した。資本金は2千万台湾ドル(約7300万円)でサッポロドラッグストアー100%出資。医薬品や化粧品の小売などを事業目的とする。
 新会社は、「サツドラ台中麗寶店」を運営、台湾のドラッグストア市場に本格参入する。


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