日本アクセス北海道(本社・札幌市東区)は4日、札幌市豊平区のプレミアホテルTSUBAKI札幌で2017年秋季展示商談会を開催した。今回のテーマは「REBORN~北海道再発見―さらなる価値創造~」でデリカ、生鮮、北海道物産などメーカー約120社が出展、小売り、卸、外食などから約640人が来場した。(写真は、秋季展示商談会の入口)
日本アクセス北海道は、北海道雪印販売と杉野商事が合併、杉野雪印アクセス(その後、社名変更して日本アクセス北海道)が誕生して15年を迎えた2015年に展示会を開催して以降、毎年開催しており今回が3回目。
会場では、生鮮品、デリカ食品、業務用食品、道産品を展示したほか日本アクセスの関東伊奈チルドセンター(埼玉県足立郡伊奈町)から日本アクセス北海道の北海道石狩チルドセンター(小樽市)を結ぶ幹線物流を紹介。その便を利用できる関東のチルドメーカー15社の商品も出展した。幹線物流は10t車で365日、24時間で結ぶためスーパーなどの定番化商品にすることができる。
(写真は、幹線物流を利用した商品紹介のコーナー)
会場では日本アクセス(本社・東京都品川区)の取引先なども来場、北海道のラーメンやソフトクリームの食べ比べも行われた。
日本アクセス北海道の2017年3月期の商品売上高は804億円で前期比5・3%増。この展示会で取り扱い量を増やし、今期も5%超の増収を見込む。