サツドラホールディンクス(本社・札幌市北区)の事業子会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、フランスのネオポストシッピング社とヤマト運輸(本社・東京都中央区)の合弁会社Packcity Japan(同・同都千代田区)が手掛けているオープン型宅配便ロッカー「PUDO(プドー)ステーション」を札幌市内18店舗に導入する。既に10店舗に設置しており8月7日までに残り8店舗の設置を終える。(写真は山鼻南14条店に設置されたPUDOステーション=サッポロドラッグストアー提供)
オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」は、宅配便受取先として受け取りたい時間に受け取りたい場所で宅配ボックスとして利用できるサービス。サッポロドラッグストアーは、お客の利便性向上と店舗周辺住民への地域貢献として「PUDOステーション」設置を決めた。
まず、札幌市内18店舗の出入り口付近に設置、8月7日までに作業を完了させる。今後は札幌市以外の店舗にも設置していく考え。設置台数は各店舗1台(24件分)で利用可能時間は店舗の営業時間によって異なる。当面は、ヤマト運輸の個人会員(クロネコメンバーズ)のみだが、他の宅配事業者の荷物にも対応できるようにする。
「PUDOステーション」は、昨年7月から設置が始まり今年7月で首都圏や関西、中部、福岡などに500台の設置を完了している。なお、北海道はサッポロドラッグストアーが初めて導入する。