「DCMホーマック東苗穂店」オープン、都市型コンセプトの2号店

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 DCMホーマック(本社・札幌市厚別区)は22日、札幌市東区に「東苗穂店」(東苗穂3条2丁目)をオープンさせた。午前9時の開店前には小雨の中、約300人以上が並び新店舗の開店を待ち侘びた。「東苗穂店」は、昨年12月に建て替えオープンした「旭ヶ丘店」と同じコンセプトの都市型ホームセンター。IMG_5472(写真は、大勢の買い物客が行列を作ったDCMホーマック東苗穂店のオープン時)

「東苗穂店」は、宮の森北24条通沿いの旧天然温泉千の湯跡に建設された。建物設置者は、三井住友ファイナンス&リース(本社・東京都千代田区)でDCMホーマックが賃借して営業する。敷地の東側にはサンキュー(本社・福井市)の家電量販店「100満ボルト東苗穂店」がほぼ完成しているが、こちらのオープンは7月下旬。

 ホーマック店舗の建物は2階建てで、延床面積は約3000坪。1階には設備・リフォーム・電気工事など小規模事業者の倉庫代わりをコンセプトにした部品の倉庫「クイックパーツ」を導入。高性能スポーツ車も取り扱う「DCMサイクル」、定期的なイベントや体験教室を行う「DCM DIY倶楽部」のスペースも木材・建設資材コーナーの一角に設けた。
 2階は生活用品や、家具・収納用品、薬やヘルスケア用品、リフォームや住まいに関する商品の相談や販売を行う「おうちスタイルリフォーム」などを配置した。

 1階には、焼きたてパンの「ボストンベイク」も出店している。ホーマックとボストンベイクのコラボは、「発寒追分通店」(札幌市西区)、「厚別東店」(同市厚別区)に続いて3店舗目になる。営業時間は午前9時から午後9時。駐車場収容台数は約420台。
 ホームセンターの店舗は、大型化の傾向があるが、「東苗穂店」は2階建てのコンパクトな印象がある。他のホームセンターにはない都市型、地域密着型の店づくりを深掘りしている。
IMG_5478 (2)(買い物客が途切れることなく続いた=写真)

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