経済産業省北海道経済産業局は、4月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」を公表した。いずれも前年4月より1~5%増加した。(写真は、イオン滝川店)
百貨店・スーパーの合計販売額は、764億5500万円で、全店ベースでは前年同月比1・2%増と3ヵ月ぶりに前年を上回った。既存店ベースでは、同2・3%増と4ヵ月連続で前年を上回った。
百貨店の販売額は、147億2900万円、全店ベースは前年同月比2・3%減で7ヵ月連続で前年を下回った。部門別販売額は、衣料品53億2900万円(前年同月比0・8%減)、身の回り品16億3600万円(同4・8%減)、飲食料品43億6800万円(同0・9%減)だった。昨年9月末の西武旭川店閉店が売り上げ減に大きく影響している。一方、既存店ベースでは、いずれの部門も前年を上回り4・7%増と4ヵ月連続で前年を超えた。
スーパーの販売額は、617億2600万円で、全店ベースでは前年同月比2・1%増と8ヵ月連続で前年を上回った。部門別販売額は、衣料品37億500万円(前年同月比3・3%減)、身の回り品9億7500万円(同1・3%増)、飲食料品474億1900万円(同3・6%増)だった。既存店ベースでも同1・7%増と2ヵ月連続で前年を上回った。
地域別販売動向では、札幌市の百貨店・スーパー販売額は403億600万円(百貨店120億5200万円、スーパー282億5400万円)で、全店ベースでは前年同月比2・8%増(百貨店同5・0%増、スーパー同1・9%増)と前年を上回った。既存店ベースでは同2・7%増(百貨店同6・8%増、スーパー同1・0%増)と前年を上回った。
札幌市以外の地域では、百貨店・スーパーの販売額は361億4800万円(百貨店26億7600万円、スーパー334億7200万円)で、全店ベースでは前年同月比0・4%減(百貨店同25・7%減、スーパー同2・3%増)と前年を下回った。既存店ベースでは同1・9%増(百貨店同3・8%減、スーパー同2・4%増)と前年を上回った。
詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/depart_super/index2904.htm
コンビニエンスストア販売額及びサービスの売上高は、442億5300万円で、前年同月比2・6%増になった。総店舗数は前年同月よりも36店舗増えて2919店舗。
詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index2904.htm
専門量販店のうち家電大型専門店の販売額は109億2000万円で前年同月比5・7%増、4ヵ月連続で前年を上回った。ドラッグストアの販売額は203億1700万円で同5・7%増になった。ホームセンターの販売額は118億900万円で同1・1%増。昨年9月以来7ヵ月ぶりに前年を超えた。
総店舗数は、家電大型専門店が前年同月比1店舗減の88店舗、ドラッグストアは同36店舗増の659店舗、ホームセンターは同7店舗増の197店舗。
詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index2904.htm