「ケーズデンキ」旭川進出 ヤマダ電機そばにコバンザメ出店

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 家電量販店のデンコードー(本社・宮城県名取市)は、旭川市に「ケーズデンキ旭川大雪通店」を出店する。出店場所は、同市大雪通2丁目483―1ほかで、ヤマダ電機(同・群馬県高崎市)の「テックランド旭川大雪通店」の向かい側にあたる。IMG_5776(写真は、札幌市内のケーズデンキ月寒店)

 家電量販店の道内販売額は、年間1360億円前後で推移。新規出店は2年前から止まっており、逆にヤマダ電機は小型店の閉鎖を進めてきた。店舗数は直近で89店舗となっている。
 店舗過剰との見方が強い中で、デンコードーはほぼ3年ぶりに出店に踏み切り、その地を「テックランド旭川大雪店」の真向かいにした。競合店と離れて新規出店して集客するよりも、ヤマダ電機の客を振り向ける方が確実に売上げを見込めるという判断からだ。デンコードーは、過去にもヤマダ電機の店舗近くにコバンザメ出店するケースが多く、今回の出店再開にあたっても同様のスタイルを取った。

 店舗面積は1602坪で駐車場の収容台数は250台。営業時間は最大で午前9時から午後10時。新設予定日は2017年11月23日となっている。

 道内の家電量販店はヤマダ電機が37店舗でトップ。ケーズデンキが28店舗と続いている。ヤマダ電機は旭川市内2店舗を展開しているが、ケーズデンキは初出店になる。

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