食品スーパーの豊月(本社・芦別市、本部・苫小牧市)は、「フードD双葉食彩館」(苫小牧市双葉町2丁目42―1)を建て替えるため、旧店舗の解体工事に入った。解体には5月末までかかる見通しで、新店舗建設に約3ヵ月、新店オープンは9月末か10月ころになりそうだ。IMG_2896(写真は、解体工事が始まったフードD双葉食彩館の旧店舗)

 取り壊しが始まった旧店舗は、元道央市民生協の店舗兼倉庫の建物。豊月は、その建物を取得して1991年5月から食品スーパーの運営を始めた。築50年近く建っているため老朽化か激しく建て替えを決めた。
 
 当初は2月ころから解体工事に入る予定だったが、1ヵ月遅れて3月中旬から同工事に着手。新店舗は平屋で店舗面積は約538坪になり、同社が既存店舗で進めているQ&D(クオリティ・アンド・ディスカウント)の「365(サンロクゴ)」業態の店舗にする。設計は、スカイ・サイト(本社・札幌市中央区)。
 
 商圏は、半径2㎞で商圏内の世帯数は2万472世帯。半年の休業となるため、同社は「フードD見山食彩館」(見山町2丁目3―4)の利用を呼び掛けている。半年の減収は今年度の業績に織り込み済み。


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