アークスグループの然別湖畔「ホテル福原」3月21日から休館

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループの福原(同・帯広市)は2日、河東郡鹿追町の然別(しかりべつ)湖畔にある「ホテル福原」を3月21日で休館すると発表した。開業以来半世紀近くになるが、現行の耐震基準に対応できていないため全面休館することにした。今後は建て替えなどを検討していく。IMG_8162(写真は、帯広市にある福原の本社)

「ホテル福原」は、福原の創業者で2013年3月に94歳で死去した福原治平氏が、1968年に然別湖畔に開業。然別湖を正面に望む温泉旅館として通年で利用客がある。施設は3館に分かれ、部屋数は和室8~10畳が合計105室。10畳の和室2部屋の特別室も4室ある。館内には、治平氏のコレクションを集めた美術館もあって、神田日勝や平山郁夫、ダリの作品が展示されている。
 
 アークスグループの役員合宿研修会も「ホテル福原」で開催されることが多かった。なお、アークスの株主優待には「ホテル福原」の宿泊優待もあるが、別途検討する。

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