全日本食品(本社・東京都足立区)は、8日午前10時に小型食品スーパー「シティマーケット東札幌店」(札幌市白石区東札幌5条4丁目3―31)をオープンさせた。今年に入って6月の「シティマーケット拓北店」(札幌市北区)に続く直営2店舗目。(写真は、開店したシティマーケット東札幌店に並ぶ買い物客)
「シティマーケット東札幌店」は、ミニスーパー生鮮工房の跡への居抜き出店。全日食はこの店舗跡周辺の市場調査をした結果、高齢者の利用者が多いと判断、採算が見込めるとして出店を決めた。
店舗面積は約80坪で、レジは2台で対応。青果、精肉、水産の生鮮食品や加工食品を合わせた約600品目はEDLP(エブリ・デイ・ロー・プライス)で提供、惣菜類は店舗のバックヤードでインストア生産する。年商は1億5000万円が目標。
この店は、「セブン―イレプン東札幌5条4丁目店」と隣接。全日食の菅谷英司常務・北海道支社長は、「コンビニは我々の店舗にはないATMなどのサービスがあり、補完関係があると考えている。相乗効果で集客できる」と話す。セブン店舗は現店舗の横に移る予定で既に建て替え工事に入っている。
商圏範囲は半径300m。徒歩や自転車の買い物客を想定しているが、駐車場も約10台分を用意している。営業時間は午前10時から午後8時30分まで。
全日食では11月にも北見市内で今年3店舗目になる「シティマーケット」を出店する計画。