西條が人口1600人の中川町に「Qマート」出店

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 西條(本社・名寄市)は、7月末に小型食品スーパー「Qマート中川店」(中川郡中川町字中川308)をオープンさせる。JA北はるか(本所・美深町)のAコープ中川町の店舗跡に居抜き出店するもので、西條の「Qマート」4店舗目になる。IMG_8811(写真は、Qマート名寄駅前店。同タイプの店舗になる)

 西條は、名寄市や稚内市などに大規模スーパーを展開する一方、ホームセンターと食品スーパーを一体化したスーパーセンター(SUC)業態の「ベストム」を東神楽町と中富良野町に展開している。
 
 小型食品スーパーの「Qマート」は、2006年に上川郡下川町に1号店を出店。売場面積は100坪程度でドライ食品や日配品、青果のほか日用品、家庭用品なども揃え、狭い面積でも日常の買い物に応えられるようにしている。
「風連店」(名寄市風連町本町)、「名寄駅前店」(名寄市)の3店舗を展開しており、今回、Aコープ中川町の店舗跡に「中川店」を出店することにした。いずれも店舗も年間2億円で採算が合うようなオペレーションを組んでいる。
 
 中川町は、5月末で人口1652人、851世帯。同社の西條敬弘社長は、「今後も地方に良い物件があれば出店していきたい」と話している。

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