経済産業省北海道経済産業局は13日、３月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」を発表した。スーパーとドラッグストアは好調だったが、コンビニは１・１％増の低成長、百貨店と家電大型専門店、ホームセンターは前年３月より販売額が減少した。
（３月はコンビニ閉店が目立ち２月より総店舗数は８店舗減。写真は閉店したコンビニ＝札幌市北区新川）
百貨店・スーパーの販売額は８１０億２５００万円、全店ベースで前年同月比２・２％増となり12ヵ月連続で前年を上回った。しかし、百貨店のみを見ると１８７億３００万円で同２・５％減とこちらは３ヵ月連続の前年割れ。衣料品と身の回り品はともに同６・２％減となり飲食料品も同１・３％減と厳しかった。
スーパーは６２３億２２００万円で全店ベースは同３・４％増の12ヵ月連続の前年超え。衣料品は同10・２％減の42億２１００万円、身の回り品も同８・８％減の10億円となったが、飲食料品が同４・０％増の４６３億１９００万円となって全体を押し上げた。スーパーは、既存店ベースで見ても同１・２％増、４ヵ月連続の前年超えだった。
地域別では、札幌市の百貨店・スーパー販売額は４２７億３６００万円（百貨店１４１億３５００万円、スーパー２８６億１００万円）で、全店ベースは同０・８％増（百貨店同２・８％減、スーパー同２・５％増）だった。既存店ベースでは同０・１％増の微増（百貨店同２・８％減、スーパー同１・５％増）。
札幌市以外の地域は、百貨店・スーパー販売額は３８２億８９００万円（百貨店45億６８００万円、スーパー３３７億２１００万円）で、全店ベースは同３・６％増（百貨店同１・７％減、スーパー同４・２％増）だった。既存店ベースでは同０・５％増（百貨店同１・７％減、スーパー同０・８％増）。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/depart_super/index2803.htm
コンビニエンスストアの販売額及びサービス売上高は、４４０億５７００万円で前年同月比１・１％増。伸び率１％台は昨年６月の１・２％増、今年１月の１・６％増以来の低い伸びだった、
総店舗数は２８８１店舗で前年３月に比べて０・４％増。ただ、閉店も多く、今年１月より９店舗、２月よりも８店舗少なくなっている。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/convini/index2803.htm
専門量販店では、家電大型専門店販売額は１３５億２０００万円で前年同月比０・３％減。ドラッグストアは１７４億円で同６・８％増、ホームセンターは94億６８００万円で同１・３％減になった。
店舗数は、家電大型専門店が前年同月比４店舗増の89店舗、ドラッグストアが同35店舗増の６１９店舗、ホームセンターが同７店舗増の１８９店舗。詳細は、http://www.hkd.meti.go.jp/hoksr/ryouhan/index2803.htm
