総合スーパーのイオン北海道(本社・札幌市白石区)、食品スーパーのアークス(同・同市中央区)、マックスバリュ北海道(同・同市同区)、北雄ラッキー(同・同市手稲区)の3月度売上高前年比が出揃った。昨年より日曜日が1日少ない暦の関係もあって、既存店売上げで前年3月を下回ったのはイオン北海道とアークス、北雄ラッキーの3社。マックスバリュ北海道は既存店も前年を超えた。IMG_2745(写真は、3月18日にリニューアルしたマックスバリュ稲田店=帯広市)

 イオン北海道の3月度は、既存店合計が対前年同月比97・3%、ダイエー承継店舗と新店を加えた全店合計は同114・3%だった。
部門別では次の通り。
■衣料 既存店94・6% 全店105・5%
■食品 既存店 100・2% 全店 121・7%
■住居余暇 既存店93・9% 全店 105・7% ※家電、文具、サイクル、携帯電話、ホームファッション、ヘルス&ビューティケア
 
 ただ、同社は配達商品について、出荷時に売上げ計上していたが数値把握が可能になったギフト商品について昨年11月から商品引き渡し時に売上げ計上するようにしたため、その基準では、既存店合計は同96・2%、全店合計同113・0%になる。部門別では、衣料が既存店合計94・3%、全店合計105・2%、食品が既存店合計100・1%、全店合計121・6%、住居余暇が既存店合計93・8%、全店合計105・6%になる。
 
 アークスの3月度は、既存店ベースが同99・0%、全店ベースが同100・4%だった。既存店での前年割れは4ヵ月ぶり。客数は、既存店が同99・7%、全店が同101・2%となった。客単価は、既存店が同99・3%、全店が同99・2%と落ち込んだ。
 
 マックスバリュ北海道の3月度は、既存店ベースが同103・1%、全店ベースは同120・5%と大きく伸びた。ダイエーグルメシティの承継といちまる承継によって全店売上げは昨年10月から120%を超えている。また、既存店と全店がともに前年を超えたのは、12ヵ月連続になった。
 
 北雄ラッキーの3月度は、既存店ベースが同99・1%、全店ベースが同101・5%だった。不振だった衣料品も同98・1%で昨年より日曜日が1日少ないことを勘案すれば前年並みに回復している。客数は、全店ベースで同100・6%、客単価も全店ベースで同100・8%だった。


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