マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は12日、苫小牧市花園町の「マックスバリュ新花園店」をリニューアルオープンした。2010年4月に開店して以来、初めての大規模リニューアルで高品質な商品から価格訴求の商品まで最新モデル店のMD(マーチャンダイジング)を導入した。(写真は、リニューアルしたマックスバリュ新花園店)
「新花園店」は、売場面積2149㎡。ツルハ店舗や100円ショップなどが商業集積している地域の核店舗。10年当時、マックスバリュ北海道の業績が低迷状態から上向き始めたころの牽引役となった地域の旗艦店。今回、6年ぶりの大幅リニューアルでは、同社のMD変化を象徴する「マルヤマクラス店」(札幌市中央区)の品揃えフォーマットを苫小牧市の地域特性に応じて導入している。
水産ではまぐろを種類豊富に揃えているほか、これまで以上に地元産の魚介類も増やした。畜産ではA5等級の白老和牛、アメリカ産プライムビーフなど高品質商品も揃え、生鮮全般に上質品から価格訴求品をベストミックスで品揃えしているのが特徴。惣菜ではホットデリなどグリルコーナーも設置した。
また、電子マネーWAONチャージが簡単な最新セルフレジを4台導入、レジ待ち時間の短縮も図る。
マックスバリュ北海道は、昨年7月と8月に相次いで新規店舗(沼ノ端店と弥生店)を苫小牧市内に出店、店舗数を市内6店舗に増やした。これまでの地域一番店は道央市民生協を承継したコープさっぽろ(本部・札幌市西区)だったが、マックスバリュ北海道がその座を獲得した模様。
(写真上は惣菜コーナー、写真下は畜産コーナー=2点はマックスバリュ北海道提供)