コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、札幌市白石区の「本郷店」(本郷通9丁目北1―21)を閉店して新店の「本通8丁目店」(本通8丁目南3―7)を今年10月末にオープンさせる。NTT社宅のあった場所で店舗を設置するのは、NTT都市開発北海道(本社・札幌市中央区)。コープさっぽろは、NTT都市開発北海道から店舗を賃借する。IMG_0482(写真は、閉店するコープさっぽろ本郷店)

 コープさっぽろは、昨年から新規出店は行わず、老朽化した既存店の建て替えによる店舗展開を基本にしている。今度の「本通8丁目店」も老朽化した「本郷店」の移転建て替え。
 閉鎖する「本郷店」は、店舗面積574㎡と小さいが、「本通8丁目店」は2階建て店舗面積は3203㎡と単純計算で5・5倍にもなる。敷地面積は7849㎡、建築面積は3469㎡。駐車場の収容台数は116台。営業予定時間は午前8時から午後9時50分。
 
 コープさっぽろが、NTT都市開発と組んで店舗を出店するのは珍しい。新店を出していた4年程前までは、宮坂建設工業(本社・帯広市)の関連会社が店舗を建設しリースバックで出店するケースが多かった。
 なお、店舗の建て替えは2014年11月の「しがイースト店」(登別市美園町)以来となる。
 
 近くには、ラルズの「ビッグハウス白石店」、マックスバリュ北海道の「ザ・ビッグエクスプレス白石中央店」、ダイイチの「白石神社前店」などがある。コープさっぽろが店舗大型化を図ることで競争は一段と激しくなりそうだ。


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