ツルハホールディングス(本社・札幌市東区)は、5月16日付で連結子会社の「ツルハグループマーチャンダイジング」(同・東京都中央区)が同じく完全子会社の「ウイング」(同・同)、「ツルハeコマース」(同・札幌市東区)を吸収合併する。(写真は、ツルハとツルハホールディングスの本社)
「ツルハグループマーチャンダイジング」は、ツルハグループの商品仕入れ、物流業務を集約して担当。「ウイング」は、プライベートブランド商品の「エムズワン」、「メディスワン」の企画開発、「ツルハeコマース」は、インターネット販売、通信販売業務を行っており、いずれもツルハHD100%子会社。
今回、「ツルハグループマーチャンダイズ」を存続会社として2社を吸収合併するのは、ツルハグループとしてナショナルブランド商品やプライベートブランド商品をトータルにマネジメントして顧客目線に立った商品施策を推進、将来的に市場拡大が見込めるインターネット販売を強化するため。
100%出資子会社同士の合併のため合併比率の取り決めはない。各社の総資産は、ツルハグループマーチャンダイジングは1億8800万円、ウイング8億2600万円、ツルハeコマース6億2000万円。総資産の最も小さい子会社が6~8倍の子会社を吸収合併する逆さ合併の形式を取る。