イオン北海道（本社・札幌市白石区）とアークス（同・同市中央区）、マックスバリュ北海道（同・同）、北雄ラッキー（同・同市手稲区）の１月度売上高前年比が出揃った。既存店は、いずれも前年１月の売上高を超えて堅調に推移した。
（写真は、イオン札幌琴似店）
イオン北海道は、ダイエー承継店舗の売上高がオンされており全店ベースで前年同月比１２１・４％の大幅増、既存店ベースでは同１０３・０％だった。
部門別では、衣料の全店ベースが同１１４・３％、既存店ベースが同１０２・３％になった。既存店ベースで１００％を超えたのは昨年７月度以来６ヵ月ぶり。
食品は、全店ベースが同１２５・７％、既存店ベースが同１０２・６％、住居余暇は全店ベースが同１２４・６％、既存店ベースが同１１０・７％になった。
アークスの全店ベースは、同１０４・５％、既存店ベースは同１０２・８％になった。客数は、全店が同１０３４％、既存店が同１０１・７％。客単価は全店が同１０１・１％、既存店も同１０１・１％だった。
マックスバリュ北海道は、全店ベースが同１２２・９％、既存店ベースは同１０４・８％だった。函館地区などダイエーから９月に承継した食品スーパーが、ダイエー運営時以上に好調。ただ、10月に承継した帯広のいちまる店舗は苦戦している。ＥＤＬＰ（エブリデイロープライス）を十勝地域で浸透させるＭＤ（販売政策）はぶれずに実行していく考え。いちまる店舗売上高の前年超えにはしばらく時間がかかりそう。
北雄ラッキーは、全店ベースが同１０５・４％、既存店ベースは同１０５・１％でともに前年より５％以上伸ばした。昨年１月度は７の付く「ラッキーデー」ごとに天候が悪かったが今年は比較的天候に恵まれたことも要因。衣料は、依然として水面下だが、本来の１月らしい気温で推移したため戻してきている。客数は、全店で同１０３・７％、客単価は全店で同１０１・６％だった。
