札幌市の第3セクター、札幌副都心開発公社(本社・札幌市厚別区)は、新さっぽろの商業施設「サンピアザ」、「デュオ」を大幅リニューアルする。サンピアザの核テナントである「カテプリ新さっぽろ」が5月から全面リニューアル工事に入ることに伴いサンピアザとデュオの専門店街も同時進行で実施することにした。(写真は、新さっぽろの商業施設)
札幌副都心開発公社が所有運営する新さっぽろの商業施設は、総店舗面積4万7800㎡のショッピングセンター「サンピアザ」(地下3階、地上7階)と総店舗面積2万8800㎡の専門店ビル「デュオ1」、「デュオ2」(共に地下1階、地上5階)。
サンピアザは第一期工事から39年が経過、またデュオ1、2は築26年を迎え、リニューアルの時期に入っている。サンピアザの核テナントであるイオン北海道(本社・札幌市白石区)の「イオン新さっぽろ店」は2年程前にリニューアルをしていたが、百貨店の「カテプリ新さっぽろ」は未着手だった。このため、カテプリは4月末で一時閉店して数カ月間をかけて大規模なリニューアル工事を実施する。
札幌副都心開発公社は、これに合わせてサンピアザの専門店街、デュオ1、2の専門店街を5月以降、12月にかけて段階的にリニューアル、一部テナントの入れ替えも実施する。投資金額は10数億円規模になりそう。