北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は、低温センター(同市中央区北12条西19丁目)内にある精肉ラインを増強する。高効率のスライサーを導入、生産性を高め店舗内でのインストア調理作業の省力化を図る。IMG_0579(写真は、北雄ラッキー低温センター)

 同社の精肉商品は、低温センター内での生産と店舗内でのインストア生産に分かれている。定番商品はセンターで、鮮度が要求される商品や手の込んだ商品はインストアというように振り分けているが、定番商品の一部はインストアで対応しているのが実態。

 インストア調理は、人手不足や熟練者不足に直面しているほかコスト高の一因にもなっている。このため、同社は低温センター内にある精肉ラインを増強してセンターから各店舗に商品を供給するアウトパックの比率を高めることにした。

 来年早々にも高効率のスライサーを新規導入して2017年2月期がスタートする来年3月から稼働を始める。お買い得品が揃うラッキーデー(毎月7の付く日に実施)の対象精肉商品はすべて低温センターで対応できるようになる。


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