虻田郡倶知安町高砂にDCMホーマック(本社・札幌市厚別区)が「倶知安店」を新築移転、26日(木)午前9時にオープンさせた。旧倶知安店より売場面積は約2・8倍となり同社の地方型最新フォーマットの店舗になっている。開店時にはさほど駐車場も埋まっていなかったが、午前10時過ぎには約380台収容のスペースもほぼ満杯に。同店は30日(月)までオープンセールを実施する。IMG_0191(写真は、26日午前9時にオープンした「倶知安店」。背後の山が蝦夷富士の名がある羊蹄山)

 移転新築オープンした倶知安店は、売場面積約8000㎡。旧倶知安店よりも広いスペースを利用して産直テナントの「マルシェゆきだるま」を入れ、生鮮野菜を幅広く取り扱っているほか名産品の品揃えも充実。熱帯魚・金魚のアクアフィールド、リフォームコーナー、薬・化粧品、マイスター工房なども新しく設けた。倶知安町には道の駅がないため、その代替拠点としてアピールする。
IMG_0174(写真は、ローゼンハーブのガーデニング専門業態のコーナー)
IMG_0186(写真は、マルシェゆきだるまのコーナー)
 
 さらにガーデニングの専門業態であるローゼンハーブ、書籍・DVD・CDのコーナーにはハードカバーの単行本や文庫本、週刊誌、漫画などDCMホーマックの店舗の中では最大規模の品揃えをした。プラモデル、パズル、玩具も充実させている。

 1年を通じて国内外から長期滞在の観光客がニセコ周辺に多く訪れることから、釣り用品やレジャー用品、外国人観光客向けに免税対応、英語・中国語表記なども旧店同様に徹底した。
 商圏は、倶知安町、ニセコ町、京極町、真狩村を含む半径15㎞に設定、1日当たりで倶知安町から約3200人、ニセコ町約500人、京極町約300人、真狩村約200人の合計約4200人の集客を見込む。蝦夷富士の異名がある秀峰、標高1898mの羊蹄山の麓に広がるスマートなホームセンターが周囲の風景に溶け込んでいる。


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