雲をいただいた羊蹄山のふもと、虻田郡倶知安町高砂にホームセンターDCMホーマック(本社・札幌市厚別区)の新店舗が26日(木)午前9時にオープンする。旧倶知安店より国道5号線を南に約500m離れた立地で店舗面積は約2・5倍になる。外国人観光客が多い土地柄に配慮、案内板などには英語や中国語の表記も取り入れる。IMG_9892(写真は、間もなくオープンするDCMホーマック倶知安店)

 新倶知安店は、農地や農業用水路を転用して建設。旧店舗より南に立地したため中心部からやや離れているが、周辺にはケーズデンキやヤマダ電機の倶知安店が集積しており町内住民も足を運びやすい環境。
 店舗面積は旧店舗より広い約8000㎡となり、新しい商品の取り扱いや品目を拡大してサービスを充実させる。
 
 医薬品とヘルス&ビューティケア売場のほかシニアサポートの介護用品、リフォーム、ガーデニング、「マイスター工房」を設置して専任スタッフが要望に応じて木材のカットや加工などオーダーメイドにも対応する。
 新しい取り組みとして注目されるのは、産直テナントとして導入する「マルシェゆきだるま」。生ごみを原料にした堆肥を使用して生産する農作物を店頭に並べ、国内外の長期滞在観光客などに免税対応で販売する。
 新店のオープンに伴って閉店した旧店舗は現在活用策を検討中。居抜き出店の引き合いが数件来ているという。


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