札幌市内や石狩市内でコンビニエンスストアの出店が続いている。10月から11月にかけてセイコーマート(本社・札幌市中央区)とセブンーイレブン・ジャパン(同・東京都千代田区)が2店舗、ローソン(同・東京都品川区)が1店舗を新規出店する見通し。コンビニの出店競争は依然として続いている。DSC_7515(写真は、セブン―イレブン「札幌月寒中央通4丁目店」の建設現場)

 セブンーイレブンの「札幌月寒中央通4丁目店」(豊平区)の建設は、9月20日現在で店舗の基礎工事が終わった段階。国道36号線沿いの約350坪の土地を使い、奥に店舗、前面は駐車場になる。向かい側には、一久大福堂月寒中央店、遠軽信用金庫月寒支店がある。
 もう1店舗の「札幌北郷6条店」(白石区)は建設がほぼ終了、駐車場の舗装も終わっており、既存の「札幌北郷7条店」(同)が移転する。
 
 セイコーマートは、北区篠路に「篠路7条店」と石狩市新港南に「新港南店」を建設中。「篠路7条店」は、篠路病院の並びで10月中旬のオープン。「新港南店」は、9月10日にオープンしたエネオスウイングの給油所「ルート337石狩湾新港TS」に隣接して建設中。こちらは10月初旬にオープンする。
DSC_7522(写真は、セイコーマート「篠路7条店」)
DSC_7530(写真は、セイコーマート「新港南店」(石狩市)の建設現場)
 
 ローソンの新店は「新川2条十丁目店」(北区)でメガ・ドンキホーテ新川店近くの住宅街の角地。この店舗は既に完成、10月1日オープンを待つばかりになっている。
DSC_7531(写真は、ローソン「札幌新川2条十丁目店」)
 
 セコマ、セブン、ローソンの新店が相次ぐ中で、出店が止まっているのがサンクスとファミリーマート。両コンビニは統合交渉を進めており、とりわけ北海道はセコマとファミマの合弁解消で戦略練り直し中のため新規出店が半年以上滞っている。コンビニ3ブランドとの差は開く一方だ。


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