ダイエー(本社・東京都江東区)の北海道事業がイオン北海道(同・札幌市白石区)に9月1日に承継されることになっているが、唯一承継されない「岩見沢店」(岩見沢市9条西20丁目)の23日閉店までラスト1週間となった。同店は売りつくしセールを実施中で閉店を惜しむ市民らが最後の買い物に立ち寄っている。DSC_7454DSC_7447(写真は、完全閉店まで1週間になったダイエー岩見沢店)

 道内のダイエー店舗は、10店舗(札幌市内5店舗、カテプリ新さっぽろ1店舗、岩見沢市、滝川市、函館市、上磯町に各1店舗)で、9月1日にイオン北海道が承継、屋号も「イオン」に変換する(カテプリの屋号転換は不明)。しかし、唯一承継から外れたのが岩見沢店。
 
 同店は、1980年2月に当時道内ダイエー店舗の出店調整を担っていた高雄ビル開発が建設、ダイエーは翌81年から営業を続けてきた。高雄ビル開発の代表者は高橋幸雄氏で、和議で再建を進めている真駒内カントリーの元オーナーであり、真駒内滝野霊園を運営する公益社団法人ふる里公苑の実質的な経営者でもある。ダイエー店舗では岩見沢店のほかに札幌市内の琴似店や東札幌店、麻生店なども高雄ビル開発が手掛けた。
 
 岩見沢店は2階建てで1階が食料品や文具、サイクル、ペット用品、専門店などで2階は衣料品、寝具、インテリアのほか100円ショップ「キャン・ドゥ」などが入っている。ダイエー店舗だけでなく他のテナントも8月23日(日)午後6時で完全閉店する。
 
 食料品売場は既にグローサリー商品の一部は撤去され、冷凍ケースの一部も空の状態。ただ、生鮮食品や惣菜部門は、お盆期間を挟むため、「岩見沢の街をおいしいと言わせたい!」のキャッチコピーでお盆食品祭を展開、最後の賑わいを出そうとしている。閉店までラスト1週間、岩見沢市とともに歩んだ34年間の歴史を閉じるカウントダウンが始まった。
DSC_7457(バス停の名称は「ダイエー前」。閉店後は、さてどうなる?)


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