北雄ラッキー3~5月は地味目の決算 建て替え「山の手店」は好調

流通

P1070669 北雄ラッキーの2015年3~5月は、売上高が前年同期間比1・9%増の106億1700万円で営業利益、経常利益は前年同期間の損失から8~900万円のプラスになった。ただし、法人税等により3700万円の純損失。(写真は、札幌市手稲区の星置店にある北雄ラッキー本社)

 3月は、昨年の週消費増税前の駆け込み需要の反動で既存店が92・1%となり大幅な減少だったが、4月以降はゴールデンウィークも含めて好天が続き、焼肉関連や行楽用品といった夏物商品が好調に推移。昨年7月に建て替えをした旗艦店の山の手店も順調に伸びて売上高は1・9%増。
 販管費は昨年より9100万円減少し、営業利益900万円、経常利益800万円と前年同期間の損失からプラスに転じた。ただし、純利益段階では法人税等の支出合計が4600万円になって純損失を余儀なくされた。
 
 3~5月の新店や閉店、改装はゼロで、5月末の店舗数は35店舗。6~8月の第2四半期には、7月に小型店の新店「シティマートくんねっぷ店」(常呂郡訓子府町)と8月の賃借店舗「ラッキーマートほろむい店」(岩見沢市)が加わる。

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