7月24日(金)の土用の丑の日にサンマの蒲焼き重を食べよう――高値で庶民にはなかなか手が届かないウナギに代わってサンマの蒲焼きを食べる新しい食文化を北海道から普及させようとしているのがセイコーマート(本社・札幌市中央区)。土用の丑の日に合わせて各店舗で予約受付を始めているほか14日(火)からは店頭販売も開始する。さんま蒲焼重_たれ無(写真は、サンマの蒲焼き重=イメージ)

 セイコーマートがウナギに代わってサンマ蒲焼き重をこのシーズンに販売開始したのは2012年。セイコーマートグループの水産加工会社が根室花咲港に水揚げされたサンマをセリで仕入れて調理加工する。
 サンマを焼き上げる時に使う「焼きたれ」、食べる直前にかける「かけだれ」はいずれも自社グループで獲れたサンマに合うようにブレンドしたもの。もちろんご飯も北海道産。
 
 サンマの消費拡大に繋げるとともに北海道から新しい食文化を発信しようという取り組みで、道とセイコーマートが締結している連携協力協定に基づく「北海道愛食運動」の一環でもある。
 
 値段は税込490円でセイコーマート店舗のうち店内調理の『HOT CHEF』がある道内737店舗、関東48店舗で24日引き渡しの予約受付を始めている。また、14日からは店頭販売も始める。昨年は20万食を完売したが、今年は35万食が目標だ。
 道民は土用の丑の日にサンマを食べる――珍百景に登録されるまであとひと押しかな?


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