ダイエー岩見沢店閉店「売りつくし」 8月下旬まで順次開催

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 ダイエー岩見沢店が8月下旬に完全閉店されることに伴い、売りつくしセールが始まった。衣料品や住まいの品などの特設コーナーが設けられ陳列品の在庫品限り販売も始まっている。IMG_4935(写真は、売りつくしセールが始まったダイエー岩見沢店)

 ダイエー岩見沢店の開店は1981年。当時は大規模小売店舗法が施行されていて大型店出店が規制されていたが、ダイエー創業者の中内功氏と親交のあった高雄ビル開発の高橋幸雄氏が建物を建設してダイエーが賃借する形で出店した。ダイエーの琴似店や東札幌店も同様の出店形態。

 岩見沢店は、2階建ての典型的GMS(大型スーパー)のスタイル。当初は市内初の大型店として賑ったが、食品スーパーやドラッグストア、家電量販店の相次ぐオープンで経営が厳しくなっていた。以前のポスフール(現イオン北海道)が2004年に岩見沢店を出したことも響いた。
 岩見沢駅前の西友が撤退したことからダイエーの閉店も取りざたされていた。
 売りつくしセール第1弾は5月9~13日で専門店街も同時に開催、今後閉店まで売りつくしセールを順次開催する。
IMG_4937(店舗入り口には、高雄ビル開発の銘板が残る)

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