サツドラ社長に富山浩樹氏、38歳創業者の長男

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 東証1部上場のサッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)は、5月14日開催の定時株主総会で富山睦浩社長(67)が代表権のある会長に、長男で営業本部長の富山浩樹常務(38)が社長に昇格する人事を実施する。IMG_3492(写真は、3月5日にオープンした苫小牧ときわ町店。サツドラの積極出店が続く)
 
 社長に就任する浩樹氏は、1976年9月生まれ。札幌大経営学部卒。99年4月ダイカ(現あらた)入社、2007年10月サッポロドラッグストアー入社。09年10月業務改革推進室長、10年4月営業本部長、11年5月取締役、12年5月常務。
 
 13年8月には、地域共通カード、エゾカの運営会社リージョナルマーケティングを設立して社長に就任、またプライベートブランド(PB)「Creare(クレアーレ)」を扱う同名の会社社長も務める。
 
 サッポロドラッグストアーは、72年12月に札幌市手稲区で富山睦浩社長が24歳の時に同名の個人商店として創業したのが始まりで、83年4月に資本金1000万円の株式会社に改組した。2004年12月にジャスダック上場、10年11月に札証重複上場、13年12月に東証2部、14年7月に東証1部に昇格。
 
 道内のドラッグストア市場は約2500億円の規模でツルハが約1000億円、サツドラは2番手で約500億円を売上げ、3番手が全国系のサンドラッグで約180億円。
 
 浩樹氏は、カラオケチェーン、タカハシや施設管理運営の日本ファシリティなど道内有力企業の同世代の子息と交流があり、マレーシアのコタキナバルの商業施設では3社が歩調を合わせて化粧品やパンの店舗運営を始めている。

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