3月下旬オープン「イオンモール旭川駅前」に北海道一の食と美容・健康ゾーン、イオン北海道の新機軸を具現化

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)の星野三郎社長は、2015年3月下旬にオープンするJR旭川駅直結のショッピングセンター(SC)「イオンモール旭川駅前」の1階で展開する食とヘルス&ビューティケア(HBC)フロアのコンセプトを明らかにした。12日、札幌証券取引所で開催されたイオン北海道の個人投資家向け会社説明会で星野社長が集まった個人投資家を前に説明した。IMG_2976(写真は、札証で個人投資家向けに会社概況を説明する星野三郎社長)
 
 食では、デリカ(惣菜)コーナーを拡大、イオンと酒類販売大手のやまや(仙台市)が共同出資して設立した輸入会社を通じて輸入した酒類を幅広く提供する。また、ドリップカフェを導入したイートインコーナーも設置、「フードコートは600席以上になる予定で、この席数は巨大なショッピングセンター並み。さらにスイーツも充実させ札幌にもなかったような食のゾーンを誕生させる」(星野社長)。
 
 また、HBCでは調剤薬局を導入するほか美容と健康をコンセプトに38のブランドが集結、オーガニック、ナチュラルをキーワードに幅広い品揃えを実施する。
  
「イオンモール旭川駅前」の店舗設置者は北海道ジェイ・アール都市開発(同・札幌市)。駅北口に直結した地上11階建ての1~4階が商業施設で売場面積は約1万9000㎡。運営管理全体はイオンモールが担い1階はイオン北海道がテナントとして入る。
 なお、2階はレディスファッション、3階はメンズ、ファミリーファッションのほかインドアやアウトドアのホビー商品を集積。4階は、旭川の自然を望むレストランゾーンほかエリアでナンバーワンのスクリーン数を持つシネマコンプレックスを展開する。開発コンセブトは 『賑わい、つながり、広がる旭川新交流拠点』。
 5階から上層階はJRイン旭川とオープンする。なお、イオン北海道にとっては2008年4月のイオン名寄店(名寄市)以来、7年ぶりの新店。
※2015年2月16日記事一部修正しました。

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