道内流通小売業トップの年齢、2015年の年男はイオン北海道星野三郎社長(60)

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 2015年の流通小売業界は、節約志向が一段と進む一方で低価格競争は底が見えず各社ともに体力勝負の様相だが、今年、各社はどんな戦いをするのだろうか。戦術・戦略にはトップの意向が色濃く出る。そこで道内の流通小売業のうち上場会社トップの年齢を調べてみた。年男は、イオン北海道の星野三郎社長(60)のみ。最年少は、ツルハホールディングスの事業会社であるツルハ社長の鶴羽順社長で今年41歳になる。(写真は、2015年に年男になるイオン北海道の星野三郎社長)IMG_9198
 
 長幼の序に従って紹介すると、アークスの横山清社長は昭和10年5月15日生まれで、今年で80歳。昭和60年4月に大丸スーパー社長に就任し、ラルズ社長などを経てアークス設立時から社長を務める。今年でスーパー人生53年、社長歴は30年目。

 ダイイチの鈴木達雄社長は、昭和22年4月26日生まれで今年68歳になる。地元帯広の宮本商産を経て、ダイイチに入社、一旦は退社してダイイチが閉鎖した店舗を個人で再生、その功績が認められてダイイチに再び請われて再入社した経緯がある。社長就任は平成23年12月。今年で社長4年目になる。同じく22年生まれがサッポロドラッグストアーの富山睦浩社長。10月3日の根室市生まれ。昭和58年4月の同社設立以来の創業社長で今年32年目の社長在任。
 
 北雄ラッキーの川端敏社長は、昭和28年1月23日生まれで今年62歳。同社には同51年4月に入社し取締役、常務、専務を経て平成21年9月に創業者で現会長の桐生泰夫氏(同12年4月20日生まれ=今年78歳)から社長ポストを禅譲された。
 
 年男の60歳を迎えるのはイオン北海道の星野氏。昭和30年3月30生まれで関西学院大法学部を卒業しジャスコ(現イオン)に入社、イオン北海道社長には昨年5月に就任している。
 マックスバリュ北海道の出戸信成社長は、昭和40年11月1日生まれ、今年50歳になる。同社の前身、札幌フードセンターの実質的な創業社長である出戸一成氏(現マックスパリュ北海道道相談役)の長男。平成24年11月に社長に就任し昨年4月から営業統括本部長も兼務している。
 
 ツルハホールディングス(HD)の堀川政司社長は、昭和33年9月9日生まれで今年57歳。同52年にツルハ入社後、平成9年8月取締役、常務を経て同17年8月ツルハHD常務、同20年8月取締役専務執行役員を経て昨年8月7日付けで社長に就任している。事業会社のツルハの社長には創業者一族の鶴羽順氏が同日付で就任。順氏は、昭和49年5月21日生まれで今年41歳。平成10年4月にツルハ入社、同23年5月取締役を経て社長就任。
 
 ホームセンターの持ち株会社、DCMホールディングス副社長で100%子会社のホーマック社長を務める石黒靖規氏は、昭和38年1月20日生まれで間もなく52歳。平成3年9月に石黒ホーマ(現ホーマック)入社、常務、副社長を経て同23年3月にホーマック社長に就任。DCMホールディングスは同18年9月に設立され、石黒氏は同20年5月に取締役、同26年5月に副社長に就任している。
 以上、道内流通小売業の上場会社トップの年齢を見てきたが、創業社長在り、サラリーマン社長在り、二世社長在りと様々。今年、これら社長がどんな活躍を見せてくれるだろうか。

 

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