ダイイチ(本社・帯広市)は4日、10月度売上高前年比を公表した。それによると、新店を含めた全店は前年10月比で111・2%と消費増税前の駆け込み需要があった3月以来の2ケタ増になった。既存店も101・1%で9月度の落ち込みから水面上に回復した。(写真は、札幌市西区のダイイチ発寒中央駅前店)
同社は10月から新決算年度に入っている。前年10月から今年9月までの2014年9月期の売上高前年比は、年間トータルで全店ベースが106・6%、既存店ベースが100・9%だった。
10月の部門別売上高は次の通り(全店ベース)
■青果 110・9%
■水産 113・1%
■畜産 124・2%
■惣菜 110・7%
■デイリー 109・0%
■一般食品 108・6%
■日用雑貨 102・4%
■その他 104・3%
すべての部門で前年同月を上回った。
また客数は前年10月に比べて108・0%、客単価も同103・0%だった。