コープさっぽろ自前でコールセンター、外部委託から切り替えして経費1割減

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DSC_6984 コープさっぽろ(本部・札幌市)は、きょう3日から自前のコールセンターを稼働させ宅配トドックの電話注文と加入問い合わせの受付を始めた。これまで外部委託していたが、自前にすることで経費が約1割節約できるという。従業員数は72人でスタート、来年1月12日からは組合員からの問い合わせにも対応する。(写真は稼動を始めたトドックコールセンター)
 
「トドックコールセンター」の名称で、10月20日に新築した宅配事業本部札幌中央センター(札幌市中央区北9条西23丁目)の2階に事務所を設けた。同センターと合わせた総投資額は約3億円。土地は定期借地。
 
 コールセンターの規模は、事務所とミーティングルームで合計196・8㎡。職員4人、契約職員4人、パートナー64人を合わせた72人で稼働を始めた。これまで宅配トドックの電話注文と加入問い合わせは、沖縄トランスコスモス社に委託、1日平均で1200件の電話があった。しかし、外部委託のためワンストップで対応できず、かけ直しなどが必要な場合もあった。直営化することでこうしたかけ直しの手間が省け組合員の不満解消にも繋がる。
 
 施設は、パソコン59台、69回線でシステム周辺はコープさっぽろと関連会社のデュアルカナム社が共同開発した。文字入力を極力抑えたシステムで作業の短縮化か図れるという。
 
 来年1月12日からは組合員からのトドック以外の問い合わせにも応じる。現在は釧路アイティコミュニケーションズ社に委託しておりこちらは1日平均1300件の問い合わせがある。
 フリーダイヤルは現在と同じ。電話注文センター0120-502-208、加入受付センター0120-307-919、お問い合わせセンター0120-502-112。
 なお、宅配事業本部札幌中央センターは宅配車両12台で中央区と西区の宅配を行っている。(写真は、トドックコールセンターが入っている宅配事業本部札幌中央センター)
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