北雄ラッキーが道東3店舗でも電気自動車用急速充電器設置

流通

IMG_0770 北雄ラッキー(本社・札幌市)は、道東で展開する食品スーパー3店舗に電気自動車用の急速充電器を設置した。30分間の買い物時間で最大80%の充電が可能になる急速充電器で、道東地区では自動車ディーラー以外で公共インフラ的に急速充電器を設置するのは珍しく食品スーパーでは初めて。北見運輸支局管内で電気自動車の登録は89台(8月末)。まだ利用者は少ないが、同社は環境活動の一環として取り組むことにした。(写真は、シティ紋別店に設置された急速充電器)
 
 北雄ラッキーは8月上旬から同社が展開する食品スーパーの駐車場に急速充電器の設置を進めている。札幌市内や石狩市内では既に4店舗に設置、道東地区では「シティ遠軽店」、「シティ紋別店」、「シティ美幌店」の3店舗にも9月に設置を完了している。
 
 設置費用は、経産省の次世代自動車充電インフラ整備促進事業補助金で3分の2、EV4大メーカーが支援金として3分の1を支出するため、北雄ラッキーには投資負担がない。
 
 充電するには、携帯電話やスマートフォンで電気自動車充電サービスを行っている「エネゲート」を検索、会員登録することによって即時にQRコードが送信され、それを充電器にかざせば充電可能。登録料や会費は無料で、北雄ラッキーでは年内はお試し期間として30分間無料サービスを実施している。
 
 北雄ラッキーは、11月上旬までに道内17店舗に急速充電器の設置を完了させ、地域を支えるインフラ機能を高める。(写真は、シティ紋別店)
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