来年3月中旬の開業を目指している札幌市東区伏古の「伏古10条5丁目複合商業施設」の大規模小売店舗立地法に基づく住民説明会が26日午後6時半から、ふしこ地区センターで行われた。周辺住民ら4人が出席した。
伏古10条5丁目複合商業施設は、今年3月末に撤退したアミューズメント施設「タイトーステーション札幌新道店」跡に商業施設を誘致することに伴い、隣接する既存の文教堂新道店と合わせた店舗面積が1000㎡を超えることになるため7月に札幌市に大規模小売店舗立地法による新設届出を行っている。
タイトーステーション札幌新道店は、小売店舗ではなかったために大店立地法の届出は必要なかったが新たに商業施設を居抜き出店させるため、建物は既設でも大店立地法上は新設として届出が必要になるためだ。
説明会では、大店立地法の手続きを代行している商業施設開発コンサルのプロ1の担当者が概要を説明、交通量や騒音なども環境基準以下になることを示した。
店舗面積約620㎡のB棟では文教堂が既に営業しているがタイトーが撤退した約1200㎡のA棟のテナントは現時点では未定。
出席者からは、店舗で発生するゴミや来店客が敷地に捨てるゴミについて対処を求める意見や深夜の駐車場利用について制限を求める意見が出た。土地建物を所有しているのは(有)丸七土谷商事(札幌市東区)と(有)カネコ小林金物店(同)。